私のための栄養ドリンク

f:id:sgr2100:20170626001033j:image

定番「デカビタC」です。

カフェインレスの数少ない栄養ドリンク。

※追記: カフェイン入ってた。ざっくりナイアシンパントテン酸の間くらいの量。よくある市販の50mgよか少ないしカフェイン弱くて弱影響と思われ…そう思うことにする。

f:id:sgr2100:20170626001204j:image

タンパク質の吸収や目の疲労に効くとかなんとかのビタミンB群が1,2,6,12と一通り入ってます。

f:id:sgr2100:20170626001333j:image

個人の好みでローヤルゼリーが入ってると飲みやすくて好きです。

 

効くかは知らぬ、飲むと少し助かった気がする。

これ重要。

 

 

人との関わりって難しい

最近、自分の過干渉な部分に気づいた。

それまでは御節介だという程度の自覚だった。

しかし、よくよく思い返してみれば、私は人のやることや課題に率先して首を突っ込んだり声を掛けたり、そういうことをとてもしていた。

 

困っている人がいる、自分は解決できる、それだけで行動していた。しかしそれは間違いだ、親切ではない。むしろ自己満足、支配ですらある。

前者2つに加えて、その困っている人が助けを求めている、そして私に援助を求める。ここまで来ないと私に出番などないのだと。

そんなことに20年以上気づかなかったのだ。

 

自分の思う通りの解決をさせて自分が満足することが第1の要件であるのか、否。困っている人が悩むのも、相談する相手を選ぶのも、どう解決するのかしないのかさえ、その人の自由だ。その過程に呼ばれて初めて自分が助力できる隙間ができるんだ。相手のターンに手を入れるのは尊厳を軽んじているということだ。

 

仕事という協業の枠組みで、これが出来ていなかったことに驚いた。少なくとも、家庭教師バイトの時に問題解決に口を出すような愚かなことはしていなかったのに……。

 

私は私を蔑ろにして、他者を蔑ろにして、仕事のみを最優先にしたタスク殺戮マシーンとなっていたのだ。

今は仕事の辻斬りをしないようにしている。他人の仕事を手伝うというのは他人のペースを崩しうるのだと、知ったから。他人の仕事は、横から口や手を出すだけの人間には責任の取れないものだから。

これは、無視だろうか。不親切だろうか。問いながら、まずは沈黙を選択できる私を育てることにした。

2016映画鑑賞記録

01/13 ピンクとグレー
01/13 傷物語I 鉄血篇
01/13 スターウォーズEP7フォースの覚醒(3D)
02/07 コードギアス 愛シキモノタチヘ
02/07 パディントン(吹き替え)
02/07 の・ようなもの のようなもの
02/15 オデッセイ(3D字幕)
02/15 頭文字D夢現
02/15 ハイ☆スピード Free!Starting Days
02/21 ライチ☆光クラブ
02/24 同級生
02/24 KING OF PRISM by PrettyRhythem
02/28 同級生(2回目)
03/19 同級生(3回目)
03/26 リップヴァンウィンクルの花嫁
03/26 ちはやふるー上の句ー
04/02 リップヴァンウィンクルの花嫁
04/15 亜人第2部ー衝突ー
04/30 ちはやふるー下の句ー
05/01 劇場版 遊☆戯☆王
05/01 響け!ユーフォニアム〜北宇治高
05/01 名探偵コナン 純黒の悪夢
05/01 シビル・ウォー
05/07 亜人第2部ー衝突ー
05/15 アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち
05/15 ズートピア
06/21 貞子vs伽倻子
06/21 KING OF PRISM おうえん4DX
06/29 KING OF PRISM おうえん4DX
06/29 貞子vs伽倻子4DX2D
07/20 KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV
07/20 TOO YOUNG TO DIE 若くして死ぬ
08/12 シン・ゴジラ
08/20 シン・ゴジラ
08/20 ゴーストバスターズ
08/20 傷物語II 熱血篇
08/27 君の名は。
08/27 君の名は。
09/22 スーサイド・スクワッド
10/01 高慢と偏見とゾンビ
10/01 怒り
10/01 亜人第三部ー衝戟ー
11/26 溺れるナイフ
11/26 ファンタスティック・ビースト(吹替)

祖母の弟が危篤だった

昼下がり、夕飯の準備が始まるかどうかという頃に、電話がなった。

病院からだ。大叔父の敏行が植物状態だ、と。
疑問は次から次へ湧いてきたが、大半の答えを病院サイドは持っていた。
 
・敏行は交際中の女性の家で木を剪定している最中に脚立ごと倒れたこと
・救急搬送されたが回復の見込みがないこと
・もっとも近くに住んでいる兄弟には対応を拒否されたこと
・そして故郷からやや遠い街に住んでいる長女=私の祖母のところまでたらい回しになったこと
 
突然のことであり、仕方なく母と祖母は病院に出向き、大まかに以上の説明を受けた。
病院は延命のための身元引き受け人になってくれるかどうかを聞いた。それが主題である。
 
もし、いわゆる普通の家族なら、引き取り人がおり、延命するか、弔うか決めねばならないのだろう。私の家は違った。長年積もった様々なしがらみ・トラブル・私怨が、そうはさせなかった。
家人は病院へこの家族の状態を説明した。この植物状態の敏行を引き取る人間も弔う人間もいないことを、現実として理解してもらうしかなかった。
いずれ自治体の所定の方法で火葬されるだろう。生きているうちに道を違えた親族は死してなお全く別の道へ進むことになった。
これより先は知らないし知る術も権利もない。
これで敏行おじさんとは今生の別れとなった。
 

『ここさけ』はハッピーエンドだと思いましたか?

**物語はハッピーエンドを求めているのか
順の書いた物語(順の想い)。
屋上でその物語を推敲する実行委員会。
この時点では
田崎「グロくね?」
仁藤「でも安易にハッピーエンドでないところが童話っぽくていい」
など。このお話で順の中に溜まった言葉が叫び出すところまではここまでのつくりでも可能。

拓実の昔話を聞いた順は、自分のことばかりのシナリオを恥じた。王子様にお返しをしたい、また自分の物語をハッピーエンドにしたいと願った。

一見正反対の結末を用意した順に対して、拓実は両方の可能性を残した。呪いを解いて叫び出すことも、王子様へ何かを与えようとすることも、両立させられると。惚れる。

結果物語の中では二つのエンディングが交差して両立している。

**一方、順自身の物語は
直前で逃げ出した順は、お城で拓実に向かって言葉をさらけ出す。呪いは解けたけれど、王子様は手に入らなかった。


**入れ子構造として見ると
物語をみた私たちはハッピーエンドのように感じたかもしれない。順は声を取り戻し、クラスは団結、個人の抱えた問題も快方に向かう…。
しかし可能性はもう一方残っているかもしれない。ミュージカルでは最後に二つの結末が両立しているからだ。
本筋にあるとしたらどこだ?

物語で描かれていない、示唆されていない結果、それは親との関係ではないだろうか。

演劇で会心の一撃(私の声)を放ったことで現状の打破はできた。
しかし劇中ではその後母との関係については触れられてはいない。そこにはシンプルなハッピーエンドではない可能性がある。
順の母はとにかく疲弊しきっている。10年以上のあいだ娘の声を聞いていない。そして長いときを経て耳にしたのは「私の声」。
果たしてこの後母子は先へ進めるのだろうか。

**というわけで
順がスタートをきる話だから良い話だった!で話を畳んでしまっては勿体ないとは思いませんか?
学校の片づけが終わって、帰宅した順は突然普通に話せるのか?
母親は順の言葉すべてを受け止められるのか?

先に進むとき必ずつきまとう不安が、きちんとそこにある。未熟な母子はここからの道のりが正念場なんじゃないかな。