以前見たときの感想メモですが、書ききらないうちに時間が経ってしまった…。
とても面白かった、良い映画だったのは間違いない。
このままでは日の目を見る事はないので、書きかけのままアップしますorz
爆音轟くアメリカ映画とは対照的で、常に緑の風がそよいでいるような空気感。
ヨーロッパってこんなイメージだなというか。
どんな映画?
王にもっとも不向きだと自分で思いこんでる人が王になる話。
あるいは、素晴らしき人生の友を見つける話。
どんな人々が出てくる?
- 偉大すぎる王
- 厳格で堂々とした人
- 老い衰えて見る影も無くなってしまう
- よき兄
- 自分を識り、自分に忠実に生きる
- 王の座を継承するも間もなく退く
- 自分
- 吃音症、緊張状態だとうまく発音できない
- よき父よき夫である
- 継承候補であるが話せない自分を呪っている
- よき妻
- 友
- 役者崩れ、植民地からの移民
- 吃音症患者を治せる
- 治すというのは、心を暖め解かし、傷を癒すということ
登場人物は皆いい人。
少しの欠点と魅力の釣り合いがいい人。
どんな話?
主人公の持っていた、父への恐怖、兄への劣等感、無意識の野心。
恐怖は尊敬の、劣等感はあこがれの裏返し。
がんじがらめの心を妻がしっかり包み支える。
後に友となる彼を捜し当てたのも妻。
友は無礼ながらも相手の心にうまく踏み込んでいき、抱えていた気持ちをともに解決しようとしてくれる。最後まで見捨てなかった。
支えられ助けられて、立派なスピーチを成し遂げる。
なにが見所?
映像や音楽ばかりがドラマチックなのではない。
人の心の交わり、移り変わりがドラマチックなのだ。