ダークナイトライジング

２回見た。
見た順番で記録。3→１→２→３の順。
先に三部作全体としての感想を。

アメコミだと思ってあなどっていたなあと。
昔のバットマンは、テレビで見た事が多分あって、
それなりに面白かった印象は残っている。
しかし、完全無欠のヒーローだったと思う。
今シリーズは違う。
一人の人間として、正義について考え、
自分の欲望と戦い、民衆の望みを聴いて悩む。
人間味があるからそれは弱点だし、
同時に人の心を動かせもする。
バットマンに様々な内面を見いだした作品だった。

あらすじ

ただいま公開中の第３作。
街に平和が訪れ、バットマンが街を去った後の話。
しかし、過去の因縁から悪を開放し街を崩壊させようとする
者たちが表れ、人々はまたバットマンの存在を望む。
今までの戦いで傷つき、失意の底にいたバットマンが復活する。
力や名声への欲望もあった。
しかしそれだけでは到底立ち向かえない悪が立ちふさがる。

いろいろ

Dark Knight rises が洋題。
どこかの歌でもあるように、夜と騎士をかけている。
夜明け、バットマンの復活。
またバットマンの復活が二重の意味になっていた点、とても感動。
失意のバットマンが戻ってきたときに、
心動かされた人たちとのやりとりがいちいち秀逸。
ウェインが幼少の頃彼を励ましてくれた警官。
ウェインの寄付により成り立っていた孤児院出身の警官。
キャットウーマンの裏切りと愛情。
ぜひ字幕で見て欲しい。
生の声で聞いてこそのセリフがたくさんあるので。