秋だし読書しよう[紹介編]

読書の秋ということで、限りある秋に本を読んでみようか。
ということで、オススメの本を聞いて回っていたら
自分のオススメの本はなんだろうかと気になってきた。
いままでほとんど本を読んでいないのでアレだが、
その中で思い出せるものを書き並べてみようと思う。
……煩雑になったのでオススメを引き抜いて紹介。

秋の夜長にこんなのはいかがか?

悲惨
桜庭一樹『砂糖菓子の弾丸はうちぬけない』
それは愛?独占欲?不安?どうして
Amazon: 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)
恐怖
ウィリアム・ゴールディング『蠅の王』
漂流した子供は庇護と安心から遭難し、やがて悪魔に捕われる。
Amazon: 蠅の王 (新潮文庫)
SF
夏への扉
季節は夏だけれど既読でないならぜひ。
Amazon: 夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))
城山三郎『そうか、もう君はいないのか』
愛にあふれた走馬灯を、追体験してみませんか。
Amazon: そうか、もう君はいないのか (新潮文庫)
コメディ
松岡圭祐ミッキーマウスの憂鬱』
本屋で最初の一行たち読みしてみて欲しい。きっと買っちゃうよ
Amazon: ミッキーマウスの憂鬱 (新潮文庫)

だいたい読んだ順で大まかに列挙したもの

    • ★★★☆☆ 歯医者の待ち時間とかによさそう
    • どちらも小学校のときに何冊か読んだ。読みやすかった印象。一応推理ものだよね?
    • ★★☆☆☆ もしも原書で読めたなら
    • 不死鳥の騎士団まで。記憶は炎のゴブレットまで。読み返す体力は無い
  • 桜庭一樹『砂糖菓子の弾丸はうちぬけない』
    • ★★★☆☆ 要再評価
    • 高校のときに読んでちょっとバランスを崩した。今だとどうだろうな。
  • 『蠅の王』
    • ★★★★☆ 人の内面にこそ恐怖も狂気も存在する
    • 十五少年漂流記のパロディと言われている。ネガティブ方向に。リヴァイアスに影響を与えた本。
    • ★★★★☆ 作品の古さに驚く。色あせなさすぎてヤバい
    • すんごく有名なSF作品。これは読んで損の無い素敵な本。SF好きなら必読で、猫好きなら尚更。
    • ★★★★★ これを読んで愛の存在を信じるようになったと言える
    • エッセイ。奥さんと出会ってから死別するまでのこと。筆者の遺稿でもある。
    • ★★★★☆ 陽気だし、読み終わると清々しい
    • これは矢口史靖監督に映画化して欲しい感じのノリ。TDLの裏側を詳細に考察した舞台とコメディが興味をそそる。
    • ★★★☆☆ ミステリ+学園日常という点を押さえて読めばかなり面白い
    • 人が死なないミステリ。学園の日常に起きた事件を謎解きしていくという内容ですごく新鮮だった。
    • ★☆☆☆☆ 自分には不向きだった。
    • 1冊目は入れ替わりもので割と面白く読めたけれど、2冊目で飽きた。
  • 『ソード・アート・オンライン』1〜4
    • ★★★☆☆ 作り出す世界観・設定が好きなのでポリフォニ化しませんかね
    • ROに影響を受けたと思われるMMORPGが舞台の作品。中々面白いのだけれど、だんだんセリフ回しのクサさが重たくなってくる。続きを買うかは保留中。
    • ★★★★☆ 短編系だが広い世界に、狭々暮らすデフォルメされた人たち。中二病高二病の間には読んでおきたい
    • 短編集の集まりで構成される様々な旅の物語。読み直したいと思いながらできていない。今度読む時は好きな話に付箋を付けながら読もうかな。黒星紅白さんのイラストもいい。
    • ★★★★★ シリアスもギャグもテンポいいし、ウジウジしたくない!という作者の信条が好き。
    • 全編完結してすっきりすると同時に終わった寂しさがある。大好きな作品。四季童子さんのイラストもグッド。
    • ★★★★☆ 題材や書き方やまとまりが好き。だけどもっと長く書いて欲しいと思うことも。
    • 文庫化されているものは一通り買って読んであるけれど読み返せておらず読みたい。