本気の年越し
布多天神社
年越し三十分前に境内にて待機列に並ぶ。本殿内で神事が執り行われているのに、こんなに清い空気の中なのに、安定した邪念を放つ民衆に恐怖。意地でも清らかに年越してやろうと瞑想を始める。周囲の雑音を非難する事すら業と見なして自らを一固形物として纏めていく。太鼓の音と共に年が明け、二礼二拍。柏手の破魔力に感動。
深大寺
調子こいてもう一件と足を伸ばしたら、朱印を書いて下さった方が苦手そうな表情で人間味のある様子だったので、さっきとのギャップが楽しく感じられた。
日の出は雲に隠れて何となく浴びた。
雉子神社
帰り道にやる気を出してしまいもう一件寄ってみた。すると近代的なビルの中に本殿が建っている特徴的な社だった。それでいて良い空気が流れていたので、古今の繋ぎとして面白かった。日本武尊命などかなり有名な神が祭られており、農村だった時代から五反田に根付く神社として今に至るようだ。
戸越八幡神社
まもなくここを離れるので地域の神社にも挨拶をと立ち寄った。しゃむしょは昼過ぎかららしい。