悪の教典

貴志祐介さんの、悪の教典
強烈なインプットを食らって今はぼーっとしています。
バイオレンス?ホラー?
ネタバレありで感想メモを排出。
日記にも満たないかなりの雑文〜。
無理もあるけどそれ以上に吸い込まれる。
・生徒達の武器に対する造詣がやたら深い
・弾痕とかへの洞察力とかも
とかは読んでてすげえなこいつら、って思ったけどどこかに書いてあったかもしれない。
ミリタリー趣味は珍しくないし。

それ以上に蓮実先生の人物像にすごく満たされるというか、鮮烈で頭がボーッとする。
女の直感最強説。
今となっては映画もちょっと見たいなって思った。
これは違うだろ!とか文句言いながら見たい。
でもキャスティングは良さそうだった。
蓮実先生は映画のキャストのイメージで読んでいた。
(今調べたらまだやってるのか。ひと月過ぎてやってるってことはそれなりに人気?)
改めてキャスト陣を見ると…、うーん、何か違う。
ぱっと思い浮かぶような有名人はバッタバッタ殺される役回りやってる暇ないか。

さておき。すこしずつ現世に帰ってきてる気がするぞー。
上巻を読んだ時、すぐに下巻を読んだらもったいないと思い、半月くらい放置してた。
今晩ふとKindleを手に取ったらそのまま最後まで読み進めてしまった。
単行本だと一冊で終わりのようだけれど
文庫版の上と下はちょうどいい場所で分かれているので、
分けて消費できていいと思う。
いっきに読んだら2日くらい休ませて欲しい。
でもこんくらい濃い味の本がぼくはだいすきです

だめだ、ぜんぜん感想書いてないや。
怜花が、良く知る子にとても似ていて終始安否が気になり
思いのほか集中して読んでしまった。
前半の先生のイメージを固める文章があってこそ、後半のスプラッタな内容が活きるんだろう。
文庫版で増えたアクノキョウテンの章は、悪趣味ですって(笑
ハスミンに触れた人は、誰もそこから解放されていないんだって、念押しかッ
蓮実先生と片桐さんが魅力的で話の盛り上がりにおそろしく寄与してる。
正直他の子の印象が消え失せてるくらいに。
蓮実先生は間違いなく片桐さんに会いにくるよ。この後。
過小評価していたことを謝りに。
おーこわ。